包装・物流用語集

「ライフサイクルアセスメント」

読み方:らいふさいくるあせすめんと

ある製品が環境に対して及ぼす影響には様々なものがありますが、代表的なものは二酸化炭素などの温室効果ガス、窒素酸化物などの大気汚染物質、油などの水質汚染物質によるものです。そして製品は、工場で製造されている間だけでなく、その原料の採取・生産時、輸送時、消費時、廃棄・処分時など、あらゆるプロセスで環境に影響を及ぼしています。これらを総合的に評価し、ある製品の環境性能を数値化する手法を、ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment:LCA)と呼びます。

比較的よく目にするのは二酸化炭素排出量に関する表現ですが、算出目的によっては大気汚染物質、水質汚染物質などの排出量など複数の項目を統合することもあります。

また、「製品」だけでなく、「サービス(たとえば、人ひとりを1km移動させること)」についての環境影響評価も行うことができます(ISO14040/44)。このためたとえば、あるタクシー会社が乗客を1km移動させる場合と、路線バス会社の場合、電車を利用した場合など、異なるサービス間での環境影響評価を行うこともできます。

国内の包装資材業界では、とくに二酸化炭素排出量に的を絞って評価が行われるケースが多く、弊社でも産業環境管理協会の解析支援ソフト『MiLCA』を用い、エルココ®フォームの環境影響評価を試験的に実施しています。