株式会社 生出(おいづる)

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プラダン+フォーム製
ダンネージトレイ

今回のコンサルティング内容は、高度な表面加工を施した金属部品の、海外輸出用ダンネージトレイのご提案。できるだけ表面に負荷を掛けずに輸送したい、とのご要望にお応えして、最終的には製品を把持する部位に緩衝用フォームを用い、プラダンシートをベース材に用いて耐荷重強度も担保する、というユニークなワークとなりました。

案件情報

製品形状とご要望

屈曲した形状と把持不能部位あり。
一箱あたり約10㎏の耐荷重と廃棄性能を両立したい。

お客様からお預かりした部品は下記のような形状のもの。両端のリング状の部位には高度な防錆塗装加工が施されており、梱包材が触れることはNG。センターの棒状の部位は屈曲しており、複雑な形状。個々の重量は約80gですが、ワンカートンあたり100個の員数を想定している為、梱包材と併せた総重量はおよそ10㎏に達する条件です。

部品形状(イメージ)と防錆塗装部位
部品形状(イメージ)と防錆塗装部位

補足解説

※ こうした金属部品の固定材には通常、図のようなPP製のバキューム(真空)成型品などが用いられるのが主ですが、今回はトータルロットも少なく、また仕様変更の可能性もあり得るとのことで、弊社にお声掛けをいただきました。

社内検討案Ⅰ

発泡ポリエチレンを用いた第一案

まずは当社の主要商材である発泡ポリエチレンフォーム(サンテックフォーム)を使ったご提案。左下図のように、足となる部分を下に引き出す簡易構造で、加工費用も材料費も極めて低コストに納められそうでしたが、剛性が低く、段積みした際の耐荷重にも不安があり、社内NGに。

段積み時の耐荷重に難ありNG

社内検討案Ⅱ

プラダンプレス品を折り曲げて使用した第二案

仕向先での廃棄の容易さと、ある程度の剛性が必要であることを考慮して、今度は下図のような固定材を考案。しかし、仕切り部分(下図赤のマーキング箇所)が構造上左右に動いてしまい、ワークの固定機能が十分でないと判断し、こちらも社内NG。

ワークの固定機能に難ありNG

最終案(実際のご提案内容)

発泡ポリエチレンとプラダンを組み合わせた第三案

プラダンの剛性を活かしつつ、発泡体の柔軟性と把持力を利用した最終案。製品に触れる部位の面積を小さくすることが出来る上、固定力も高いものとなっています。また、接着剤等は用いず、組み立て式の構造を採用している為、使用後に仕向け先で廃棄する際などにも分別が非常に容易です。


課題1~3を全てクリアし、採用

設計技術担当者からのコメント

ワンウェイ用途であることから、安価な仕様でないとお客様のご要望をクリアすることは難しいと判断。そのため、当初は単一素材、加工工程の少ない仕様での試作・検証を重ねました。
種々の検討の末、最終的には複合素材でのご提案となりましたが、組み立てが簡単で、低コストな仕様であること、また廃棄時の分別の容易さなどを両立でき、トータルメリットの大きなご提案内容として無事、採用に至りました。

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