品質管理担当のつぶやき
2026.03.13
ISO内部監査2026を実施/美点凝視で見つけた現場の小さな改善

3月2日から3月6日にかけて、当社ではISO内部監査を実施しました。今回の監査では、少し視点を変えて 「美点凝視」 という考え方をテーマに掲げました。
私たちは、何か大きな成果が生まれるとき、それは突然現れるものではなく、日々の業務の中で積み重ねられてきた小さな工夫や改善の結果だと考えています。
逆に言えば、そうした積み重ねがないまま、突然大きな成果だけが生まれることはほとんどありません。もし起きたとすれば、それは単なる偶然に過ぎないでしょう。
そこで今回の内部監査では、普段はあまり注目されないような小さな改善や工夫に意識的に目を向けることにしました。
経営学者 ピーター・ドラッカー は、マネジメントについて次のように述べています。
「組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。」
これまでの監査では、どうしても「できていない部分」や「弱い部分」に目が向きがちでした。しかし、組織の強みをさらに伸ばすことができれば、結果として弱みは自然に中和されていくのではないかと考えました。
そのような方針で監査を進めたところ、各部署からいくつもの GOOD POINT(良い取り組み) が見つかりました。
当事者の方々は
「こんなこと、わざわざ話すほどでも…」
「普段の業務でやってることで、たいしたことでは…」
とおっしゃっていましたが、実はそのような小さな工夫こそが、業務改善や品質向上を支える大切な取り組みです。
【実際に出てきたGOOD POINTの例】
・材料の部品取り方法の改善
・作業負荷や消化能力の見える化
・注文書や検収書の送付方法をFAXからメールへ変更
日々の現場には、まだまだ多くの知恵や工夫が隠れているはずです。
それらを見つけ、共有し、組織全体の力として積み重ねていくことが、企業の成長につながると私たちは考えています。
今回の内部監査は、改めてそのことを実感する機会となりました。
【編集後記】
先日、「関東甲信越居合道大会」に出場しました。参加者1,000名を超える大きな大会です。大会への出場は実に約25年ぶりでしたが、結果は3回戦まで進出することができました。次は「東京都居合道大会」が控えています。仕事と同じく、日々の積み重ねを大切にしながら、優勝を目指して稽古を重ねていきたいと思います。
