開発ブログ

2020.05.14

ロボット輸送用・異素材複合内装

ここ数年、急激にお問い合わせ件数の多くなってきているのが、業務用ロボット分野の梱包資材。今回のご相談は、その複雑な構造の各部位を、それぞれ最適な素材を用いて保護するにはどうしたらいいか、というもの。弊社からは、①発泡ポリエチレン、②高耐久架橋発泡体、③発泡ポリウレタンの3種の素材をそれぞれ貼り合わせ、部位ごとに異なる緩衝・保護性能を持たせてご提案しました。①は汎用性の高い素材ですが、②は繰り返しの加圧や物理強度低下に強い特徴があり、また③は、高い柔軟性から、構造的に脆い部位の保護に適しています。これらを適材適所で用い、長くご利用頂ける通い箱としてご納品させて頂きました。
緩衝材の素材特徴や、その用途に合わせた選択についてお悩みのお客様は、ぜひ生出にご相談下さい。