品質管理担当のつぶやき
2026.04.02
冷蔵品と冷凍品を同梱輸送できるのか?梱包試験で見えた可能性
先日、あるお客様より次のようなご相談をいただきました。
・冷蔵品と冷凍品を同梱し、冷凍便で輸送したい
・冷蔵品は約3日間、凍結しない状態を維持したい
・内容物はその都度変わる
・例:もつ煮の具(冷凍品)ともつ煮のタレ(冷蔵品)
これまで「できるだけ長く保冷したい」というご相談は数多くありましたが、冷凍品と冷蔵品を同時に輸送するというケースは、当社としても初めてのテーマでした。
通常は冷蔵便と冷凍便を分けて発送する方法が一般的ですが、それでは輸送コストが増えてしまいます。そこで「梱包資材によって解決できないか」というご相談でした。
正直に言うと、最初はなかなか難しい課題だと感じました。
しかし、ある漫画の有名なセリフが頭に浮かびました。
「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」
まずはやれることから試してみよう――そう考え、条件を整理し、社内の冷凍庫を使って約10パターンの試験を実施。
その結果、ある組み合わせ(※具体内容は企業ノウハウのため非公開)により、冷蔵品側の温度を0℃前後で2日以上維持できることが確認できました。
タレやスープ類のように糖分や塩分濃度が高い食品の場合、0℃付近では凍結しにくいという特性もあり、今回の条件では実用可能性が見えてきました。
現在はお客様へ一次提案を行い、具体的な検討が進みつつあります。
今回あらためて感じたのは、まず行動してみることの大切さです。
「難しそうだから」と止まってしまうよりも、試してみることで次の可能性が見えてくることがあります。包装や物流の課題はまだまだ奥が深いですが、これからも現場での試験や検証を重ねながら、お客様の課題解決に取り組んでいきたいと思います。
冷蔵・冷凍輸送など、温度管理に関する梱包課題がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
【編集後記】
先日、オーヴァル京王閣で開催されていた「パンと音楽とアンティーク2026春」というイベントに足を運びました。多数のアンティークショップ、ハンドメイドショップが出店しており、とても楽しい時間を過ごせました。妻がハンドメイドのイヤリングを購入し、満足そうな表情で帰宅していたのが印象的でした。
