包装・物流用語集

「熱罫線加工」

読み方:ねつけいせんかこう

発泡体は、熱可塑性(熱によって柔らかくなり、冷えると固まる性質)を活かして、様々な加工を施されます。熱によって罫線を加えるような加工もその一つ。加熱したヒーターで、上のような谷型の罫線を入れてゆきます。下図のような状態にしたあと、折り曲げて、緩衝用・保冷用の内装材として使用します。罫線を入れる位置などは調整が可能なため、型代のようなイニシャルコストを気にする必要もありません。

※ 画像の素材は古紙を配合した発泡体、ワンダーエコ。