包装・物流用語集

『包装材料・素材特性』で調べる包装設計用語

「ソリッド(ソリッドシート)」

合成樹脂などの包装資材を扱う現場で用いられる『ソリッド(ないしソリッドシート)』という言葉は、『フォーム(発泡体)』の対義語とされており、正…

「架橋発泡体」

多くのプラスチックは拡大すると、高分子と呼ばれる直線状に連なったシンプルな構造を持っています(上左図)。この直線状の構造に、光や放射線の照射…

「静電対策品(緩衝材)」

あらゆる素材は固有の「電気の通しやすさ」を持っています(表面抵抗率のページを参照)。包装資材、わけても精密機器分野では、この性質をコントロー…

「静電気破壊」

放電現象といえば、すぐに思い浮かぶのは雷ですが、落雷の現場では樹木が引き裂かれたり、火災が発生したりしていますね。雷の放電現象によって発生す…

「圧縮クリープ」

長時間にわたって荷重が加わったときの、素材の「へたり(沈み込み)ぐあい」を表す値としては、別項で挙げている『圧縮永久歪み※』と、この『圧縮ク…

「熱伝導率」

あらゆる物体は、それぞれ固有の「熱の伝わりやすさ」を持っています。これを数字で表したものが『熱伝導率』です。 熱は必ず、高い方から低い方へと…

「五大汎用樹脂」

緩衝用の発泡プラスチックは、ポリプロピレンやポリエチレン、ポリスチレンといった樹脂から製造されます。これらはポリ塩化ビニルを加えて『五大汎用…

「表面抵抗率」

電子部品などの緩衝材を取り扱っていると、頻繁に耳にする「表面抵抗」というコトバ。これもまたイメージのつかみづらい語感のキーワードですが、とて…

「独立気泡 連続気泡」

緩衝材などに用いられる発泡体は、それを作り上げる「気泡」の構造によって大きく2種類に分類されます。それが「独立気泡」と「連続気泡」。 上の図…

「圧縮永久歪み」

ゴムや発泡体の、いわゆる「へたりにくさ」を表す数値の一つで、短期的な荷重を加えたときの状態を示します。試験方法はざっくり説明すると上の図の通…

「異方性」

緩衝用の資材には、いわゆる「目」の方向を持つものが多く存在します。この「目」のことを、専門的には「異方性」と呼んでいます。つまり、方向によっ…