包装・物流用語集

『包装材料・素材特性』で調べる包装設計用語

「発泡スチロール」

発泡スチロールはポリスチレンを発泡させた合成樹脂素材であり、発泡プラスチックの一つです。この材料の98%は空気で構成されています。発泡スチロ…

「シート緩衝材」

シート緩衝材は柔らかく薄板状の緩衝材の総称で、くしゃくしゃと潰した状態にして隙間を埋めたり、製品を包み込むことで疵や衝撃から製品を保護するた…

「エアー緩衝材」

エアー緩衝材は空気が入った緩衝材の総称で、輸送時の隙間埋めやシート状のものを製品に巻きつけたりと衝撃吸収を目的に幅広く使用されています。 一…

「シュリンク梱包」

シュリンク(shrink)の元々の意味は縮むという意味の英語で、シュリンク梱包という場合、狭義ではCDや漫画本などに見られる梱包方法のように…

「バラ緩衝材」

バラ緩衝材は粒状の緩衝材の総称で、バラのまま使われることもあれば、一定量を袋に詰めて使用することもあり、家電や精密機器等の輸送時の隙間埋めや…

「生分解プラスチック」

生分解プラスチックは単に水に漬けるとバラバラになるというようなものではなく、 微生物の働きを利用し、分子レベルまで分解し、最終的には二酸化炭…

「パルプモールド」

パルプモールドはパルプ材やダンボールや新聞紙などの古紙を原料にした成形品または、加工方法のことです。元々はスピーカーコーン(音響機器の円錐型…

「バイオプラスチック」

少し分かりにくい呼称なのですが、環境に配慮した特性のプラスチックの総称を日本国内では一般に「バイオプラスチック」と言います。これはよく似た用…

「ソリッド(ソリッドシート)」

合成樹脂などの包装資材を扱う現場で用いられる『ソリッド(ないしソリッドシート)』という言葉は、『フォーム(発泡体)』の対義語とされており、正…

「架橋発泡体」

多くのプラスチックは拡大すると、高分子と呼ばれる直線状に連なったシンプルな構造を持っています(上左図)。この直線状の構造に、光や放射線の照射…

「静電対策品(緩衝材)」

あらゆる素材は固有の「電気の通しやすさ」を持っています(表面抵抗率のページを参照)。包装資材、わけても精密機器分野では、この性質をコントロー…

「静電気破壊」

放電現象といえば、すぐに思い浮かぶのは雷ですが、落雷の現場では樹木が引き裂かれたり、火災が発生したりしていますね。雷の放電現象によって発生す…

「圧縮クリープ」

長時間にわたって荷重が加わったときの、素材の「へたり(沈み込み)ぐあい」を表す値としては、別項で挙げている『圧縮永久歪み※』と、この『圧縮ク…

「熱伝導率」

あらゆる物体は、それぞれ固有の「熱の伝わりやすさ」を持っています。これを数字で表したものが『熱伝導率』です。 熱は必ず、高い方から低い方へと…

「五大汎用樹脂」

緩衝用の発泡プラスチックは、ポリプロピレンやポリエチレン、ポリスチレンといった樹脂から製造されます。これらはポリ塩化ビニルを加えて『五大汎用…