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包装・物流用語集

梱包と包装の違い

読み方:コンポウトホウソウ

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ほとんどおなじ意味で使われているように思える「包装」と「梱包」という二つのキーワード。英語では、『包装=packaging』、『梱包=packing』となり、やはり異なる意味合いで用いられる言葉なのですが、「なにが違うの?」と訊かれても、答えるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
じつは、この二つの言葉ははとてもよく似た概念で、まず「包装」という大きな括りがあって、「梱包(≒工業包装・輸送包装)」がその中に含まれている、という構造になっています。
もう少し詳しく説明すると、「包装」には ①商業包装(商取引に用いられる商品の一部としての包装)と ②工業包装(物品の輸送や保管を主目的とする包装)の二つがあり、このうちの②に含まれるのが「梱包」です。
かみ砕いて言えば、商品を消費者が実際に手にするのが商業包装、商品が消費者の手元に届くまでの中間輸送の際、それを守るためにあるのが梱包(≒工業包装・輸送包装)であり、その目的に大きな違いがあるのです。
商業包装の分野では、商品の保護だけでなく、商品の価値を高める化粧印刷や、シール、リボンなどの装飾要素が多分に用いられますが、梱包(≒工業包装・輸送包装)の分野では当然のことながら、輸送中の衝撃や環境負荷(温度・湿度・紫外線・etc)から対象を守ることが最優先されます。また、消費者からは見えない中間工程に当たりますので、掛けられるコストも限られてきます。
ある意味では、商業包装よりも物理的、経済的な制約が多く、シビアな分野がこの梱包(工業包装・輸送包装)の分野であると言えるかもしれません。


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