包装・物流用語集

「段積み強度」

読み方:だんづみきょうど

段ボール箱の耐圧強度を計算する方法(→ ケリカット計算方式)については別項でご説明していますが、この耐圧強度値と、その段ボール箱自体の重さ、そして「負荷係数(下表参照)」という値を用いて、何段積みまでの荷重に耐えられるか(段積み強度)を計算することができます。方法は簡単。それぞれの値を、下の公式に当てはめるだけです。 [公式] 耐圧強度 ÷ 負荷係数 ÷ 自重 + 1 あくまで理論値ではありますが、設計担当者はこの値を参考にし、適切な段ボール素材を選択して、強度に余裕を持った仕様にしてゆきます。 ※ 上の図の例では理論上12段積みが可能という計算になりますが、実際には輸送用トラックの荷台の高さ、手積み・手降ろしの際の安全性などにも配慮が必要です。