包装・物流用語集

「圧縮クリープ」

読み方:あっしゅくくりーぷ

長時間にわたって荷重が加わったときの、素材の「へたり(沈み込み)ぐあい」を表す値としては、別項で挙げている『圧縮永久歪み※』と、この『圧縮クリープ』が代表的です。圧縮クリープは永久歪みと比べて、100日~1000日などといった、非常に長い期間にわたって外力を加え続けることに特徴があります。

この値がどんなときに役に立つかというと、例えば製品をパッケージングした後で、倉庫内に長期間在庫するケースや、重量のある金属部品の通い箱を製作する場合などです。製品や部品の重量を支持する部分がへたってしまうと、製品が内装材から外れて外装箱にぶつかってしまったり、うまく固定ができなかったりと、様々な不具合を生じます。長期保管を前提としたパッケージングや重量物の固定材の設計などにおいては、気に留めておきたい数値です。

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